猫に好かれる人、嫌われる人の特徴とは？猫カフェで猫がなつく方法

この記事では、猫が大好きな元猫カフェ店員が、お客様を観察して「猫に好かれる人」の共通点を見つけたので解説していきます。

「せっかく猫カフェに来たのに全然猫が近づいてくれない…」

「猫との遊び方がわからない…」

そんな経験はありませんか？

もちろん猫の性格やその日の体調にもよるのですが、猫にとても好かれやすい人がいるのも事実です。

今回は、「猫に好かれる人」「猫に嫌われる人」の特徴をご紹介します。

猫に好かれる人

いきなり体をなでない人

基本的に猫の気持ちを優先して、触れ合うことが大切です。

猫も寝ているときに、急に触られると驚いてしまいます。

まずは、「ここに人がいますよ」と猫に知ってもらいましょう。

そして、知らない人がいる空間に猫が慣れてからそっと背中をなでましょう。

この時、少しでも「体を避けたり」「顔をそむけたら」一旦引くことがポイントです。

動作がゆっくりな人

とても活発な子供に、猫が逃げてしまうことはよくありました。

対象的に入店してから、「じっと動かず同じ場所にいる人」には猫が集まって来るのです。

移動するときも、ひざで寝ている猫の背中をぽんぽんと優しくたたいて起こしてから立ち上がります。

そうすると、猫も落ち着いてまた近づいてくれます。

猫が「この人は予測不能な動きをする」と感じると身構えてしまいますので、なるべくゆったりと、リラックスして待つと猫にも安心してもらえます。

目で追いかけすぎない人

初めて猫カフェに行くと、たくさんの猫に囲まれてついつい視線をキョロキョロしてしまいますよね。

猫も初めての人と出会うと「この人はどんな人なんだろう」と観察しています。

その時、猫と目を合わせすぎると実は逆効果です。

猫にとって相手の目をジッと見ることは「威嚇」にあたります。

目が合った場合は「ゆっくりと視線を外して」、敵意がないことを示しましょう。

声が小さな人

猫カフェに行っても、猫が寝てばかりだと感じたことはありませんか？

それは、猫は「夕暮れ」と「明け方」が一番活発な生き物だからです。

お昼寝の時間に大きな声を出されては猫もつらいので、うるさくして嫌われないようになるべく小さな声で話しましょう。

猫がすり寄ってきても控えめになでる人

猫は気まぐれなので、すり寄ってくれたからと、うかつに触ると逃げてしまいます。

なでて欲しいという気持ちはあっても「なでて欲しいのはそこじゃない」と猫に思われると、せっかくのチャンスが台無しになってしまいます。

そ～っと背中をなでてみて、嫌そうでなければ「あごの下」「おなか」と猫の触って欲しい場所を探りましょう。

猫に嫌われる人

自分から追いかける人

猫はとても人懐っこい性格だと思います。

かまってほしくて仕事の邪魔をしたり、座っていると膝の上に乗ってきます。

しかし、なぜか猫は追いかけられると逃げてしまいます。

非常に気難しい性格ですが、何度も触れ合うと「今はほっておいてほしいんだな」となんとなくわかってきます。

そういうときは、触りたい気持ちをグッと抑えてチャンスを待ちましょう。

猫が嫌がっているのに追いかけると、鋭い爪でひっかかれてしまいますので気をつけてください。

急に動いて猫を驚かす人

猫が横で寝ているのに急に立ってしまうと、びっくりしてしまいます。

また、足音がドスンドスン響いたり、急に手を叩いて音を鳴らすことも嫌われてしまう要因となります。

猫が「遊びモード」になっているときは問題ないですが、基本的にお昼は静かに触れ合うのがベストです。

香水が強すぎる人

猫にも好きなニオイと嫌いなニオイがあります。

大好きなニオイは「キャットフード」「ささみ」「ちゅーる」

苦手なニオイは柑橘系の香りです。

猫の嗅覚は、人間に比べてとても強く「離れた場所」でもニオイを感じ取れます。

ごくまれに、猫を飼っているお客さんが「手についていたエサの匂い」に猫が気づき寄っていくことがありました。

そのくらい敏感なので、香水などは控えるのがベストです。

猫にモテるための最終手段

おやつで惹きつける

猫カフェには有料でおやつをあげられるサービスがあります。

200~500円くらいお金がかかりますが、確実に猫が寄ってきます。

全然猫が遊んでくれない場合は、「おやつをくれる人」として高感度を上げてみましょう。

猫じゃらしのさばき方を習得する

猫じゃらしに「うまい」「ヘタ」は確実にあります。

猫カフェで店番をしていた時、明らかに猫じゃらしの扱い方が上手なお客様がいました。

その人は、実は「猫カフェの店員さん」でした。

経験で「この動きをすると猫が興味をもつ」と分かってきますので練習してみましょう。

You Tubeにわかりやすい、遊び方のコツの動画がありましたので是非参考にしてみましょう。

柔らかい布の服を着る

女性のお客様で、「厚みのある柔らかい布のスカート」を着て来店された時、すぐにその上に猫が寝ていました。

また、ゆるっとしたスウェットでも効果はありそうです。

ただし、猫の毛がすごく付くので要注意です。

若い猫を探す

大人になった猫は、おもちゃにも飽きてあまり興味を示しません。

しかし、幼い猫だと何にでも興味津々であまり人見知りもしません。

有り余る大量を持て余しているので積極的にふれあいましょう。

猫のなでられたいツボを学ぶ

レベル１：背中

初心者が一番触りやすい場所は背中です。

「首の付根」あたりから、「しっぽの付け根」あたりまでスッとなでましょう。

何度か触って、反応が悪くなければそのまま「しっぽ」もスッと触ってみましょう。

レベル２：のど

心を許し始めたら次は「のど」です。

優しくかゆいところをかくように、触りましょう。

猫が「ゴロゴロ」言い始めたら完璧です。

そのまま、触り続けましょう。

レベル３：ひたい

頭を触ると猫がびっくりしてしまいますので、視界に入るひたいを触りましょう。

とくに目のあいだの眉間が猫の気持ちいいツボとなっています。

この箇所は猫によって嫌がる子もいますので、見極めが大切です。

レベル４：おなか

猫が仰向けになってお腹を見せてくれれば、完全にあなたに心を許している証拠です。

遠慮なくお腹を触らせてもらいましょう。

この時「のど」も一緒に触ってあげるとより喜んでくれます。

さいごに

まとめると、猫に好かれる人は

となります。

初めて、猫と触れ合うときは緊張すると思いますが、猫も同じです。

ゆっくり信頼関係を築くことが、猫と仲良くなるコツですので焦らず頑張りましょう。